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15歳~64歳のひきこもり三重では推計2万人 実態と支援ニーズ把握のため8月に調査

 ひきこもりの実態を把握し包括的な支援体制を進めようと、三重県は来月、ひきこもりの状態にある人やその家族らを対象に実態調査を行います。

 国が2022年に行った調査によりますと、全国で15歳から64歳までのひきこもり状態にある人は、2%にあたる146万人と推計されています。この調査を元に割り出すと、県内でひきこもりの状態にある人は2万人に上ると推計されるということです。

 三重県は全国で初めてとなるひきこもりの支援に特化した推進計画を2022年3月に策定し、相談支援の充実や包括的な支援体制づくりを進めています。

 一見知事は23日の定例会見で、県内のひきこもりの実態や支援のニーズを把握するため、8月1日から31まで実態調査を行うと発表しました。

 調査の回答はアンケート用紙のほかオンラインフォームからも可能だというとこです。

 調査期間中の8月8日と9日には、四日市市と津市でひきこもり経験者が体験談を話したり、参加者同士が相談し合える交流会も開かれます。

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