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県内自治体としては初の導入 中堅職員の学び直しにリカレント研修を採用

 三重県鈴鹿市は、中堅の職員を対象に三重大学による社会人の学び直し研修「リカレント研修」を8月から始めると発表しました。

 県内の自治体でこのリカレント研修を採用するのは、鈴鹿市が初めてとなります。22日に開かれた末松市長の定例会見で発表されたものです。

 鈴鹿市では、採用から10年を職員の育成期間と位置づけ、接遇対応や論理的思考の研修などを行っていますが、それ以降の中堅職員の研修がないことから、将来の中核を担う人材を育成しようと、リカレント研修を導入することを決めました。

 三重大学リカレント教育センターのプログラムを活用するもので、県内の自治体でこのプログラムを採用するのは鈴鹿市が初めてとなります。

 この教育プログラムを使い、DXに関するスキルの習得をはじめ政策形成能力や企画力を身につけてもらうのが目的で、三重大学の教員やデータスキルの専門家らが講師となりオンデマンドでの基礎講座や対面での研修を行います。

 末松市長は「研修を受けて幅広い視野を持ってほしい」と話していました。

 市では、中堅職員約200人の中から現在受講者を募集していて、研修は8月から来年1月までの期間に合わせて12回行われます。

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