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一般ドライバーが自家用車で有料送迎 日本版ライドシェアの実証事業はじまる

 一般ドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶ、いわゆる日本版ライドシェアの実証事業が、三重県においては初めて志摩市で22日から始まりました。

 日本版ライドシェアはタクシー会社の管理のもとで、一般ドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶサービスで、今年4月から東京都や大阪府など一部の地域で始まっています。

 三重県では初めて志摩市で行われることになり、22日に出発式が開かれました。テープカットの後、ライドシェア車両を示すステッカーが貼られた車に一見知事と志摩市の橋爪市長が乗り込み、市内を走行するデモンストレーションが行われました。

 知事は「乗客、乗務員の方々の安全と安心に配慮された形だと感じた」と話していました。

 観光型の日本版ライドシェアの試みとしては東海地方初となります。

 実証事業は9月16日まで行われ、期間中は午後6時から午前0時まで毎日運行されるということです。

 志摩市によりますと、今回の実証事業に応募したドライバーは22日時点で7人ということで、今後は地域のニーズや課題を把握しながら順次ドライバーの数を増やしていくということです。

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