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商業施設に絵本やおもちゃ並ぶ図書館 「親子の思い出づくりの場」

 三重県鳥羽市の商業施設内に「親子の思い出づくりの場」をコンセプトとした図書室がオープンし、22日に開所式が開かれました。

 鳥羽観光会館ビルが絵本を通じて旅行の楽しい思い出をつくってもらおうと、商業施設「鳥羽一番街」の一角を改装して自由におもちゃで遊べたり本が読めたりするスペースを新たに設けました。

 図書室には一般の書店では取り扱っていない本が置いてあるほか、地域性をいかして海の生き物に関連した絵本などが揃えられ、豊かな海について考えることができる空間となっています。

 開所式には三重県の一見知事など関係者約40人が出席し、鳥羽市の中村市長は「この場所で多くの人が交流し海に触れる機会が増えることを期待したい」とあいさつしました。

 今後は月に1回程度本を入れ替えたり、三重県にゆかりのある作家の作品を置いたりするということです。

 鳥羽観光会館ビルの原田佳代子代表取締役は「本を見たりおもちゃで遊びながら家族の思い出をつくってほしい。海の大切さも学んで」と呼び掛けていました。

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