近大高専が接戦を制す 四日市南は今大会初のサヨナラ 高校野球三重大会2回戦
夏の高校野球三重大会は20日、県内4つの球場で2回戦8試合が行われました。
ドリームオーシャンスタジアムの第1試合は、久居農林と近大高専が対戦しました。
4対1と近大高専が3点リードで迎えた8回表、久居農林はヒットとフォアボールなどで1アウト1塁3塁とチャンスを作ると、6番・市勢の走者一掃のタイムリーで1点差に迫ります。しかし、近大高専は先発・武内が気迫の投球で後続を抑え、武内はこの試合165球で完投。1点差を守り切った近大高専が4対3で3回戦に進出しました。
津球場公園内野球場の第2試合は、四日市工業と津商業が対戦。
2回裏に1点先制した津商業は、続く3回裏、ランナーを一人置いて3番・粶(はぜ)がレフトスタンドへのツーランホームランで相手を突き放します。
その後も着実に点を加えた津商業が、7対3で3回戦へ駒を進めました。
そのほかの試合、四日市市霞ケ浦球場の第1試合は鈴鹿が四日市に11対1で5回コールド勝ち。第2試合は、津西が四日市西を4対0で下して3回戦進出。
津球場公園内野球場の第1試合白子対神村学園伊賀は、1対7で神村学園伊賀が勝ちました。
ドリームオーシャンスタジアムの第2試合宇治山田対久居は、久居が10対3で7回コールド勝ち。
ダイムスタジアム伊勢の第1試合明野対松阪は、8対1で明野が勝ちました。第2試合伊勢対四日市南は、2対2の同点で迎えた9回裏、四日市南がサヨナラ、2対3で勝利を収めました。