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海藻減少の「磯焼け」解決へ 高校生が魚の調理法考え海守るプロジェクト

 海藻と魚の関係を考えながら海の課題解決を目指そうというプロジェクトが、三重県熊野市で始まりました。

 海水温の上昇により、三重県の海ではアイゴなど海藻を食べる魚が増え、海藻が大きく減少する「磯焼け」が問題になっています。

 このプロジェクトは、アイゴなどの魚を積極的に水揚げして食べることによって解決を目指そうというもので、今年で2年目を迎えました。

 20日は、日本財団の海野光行常務理事とフリーキャスターの伊藤聡子さんがトークセッションを行い、海の生物や地形がまだ十分に知られていない現状を説明しました。

 また、三重県内や都内の高校生が、アイゴ料理を様々な場で提供し意見を聞いたことなどを発表しました。

 高校生らは数日間熊野市に滞在し、海について学びながら魚を使った料理について考えることになっています。

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