来場者の投票で決定するパラミタ陶芸大賞 淡い水色で海の透明感表現した岡田泰さん
一般の来場者による投票で大賞が決まるパラミタ陶芸大賞の受賞者が決定し、21日に三重県菰野町のパラミタミュージアムで発表されました。
今年のパラミタ陶芸大賞には、全国の美術関係者らの推薦によって選ばれた6人の作家がノミネートされ、6月7日から作品の展示と来場者による投票が始まりました。
7月11日に締め切られた投票の結果、独自の淡い水色で日本の海の透明感を表現し、有効投票数3855票のうち、941票を獲得した山口県の岡田泰さん48歳が大賞に輝きました。
表彰状を手にした岡田さんは「悩みに悩んで準備をした。成長の場を与えてくださったことに感謝したい」と喜びを噛みしめました。
時代を代表する作家6人の作品が楽しめるパラミタ陶芸大賞展は、29日まで開かれています。