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音を奏でる木のボールや巨大な木琴 作品に触れてぬくもり体感 「木とメロディーの世界」開催

 木の安らぎやぬくもりを五感に訴える体験型の特別展が、三重県四日市市の四日市市立博物館で開かれています。

 木の感触や香りなどを全身で感じてもらい、作品の素材である木について考えるきっかけにしてもらおうと、四日市市立博物館で初めて開かれました。

 音を奏でる木のボールや、自由に作曲ができる巨大な木琴など32点の作品が並んでいます。

 手掛けたのは茨城県つくば市在住の木工作家つちやあゆみさんで、日本各地の木材を使って誰もが気軽に楽しめる作品となっています。

 訪れた人たちは、触れられる作品で木の温もりと優しい音色を満喫していました。

 学芸員の篠昌志さんは「通常の展覧会では見るだけだが、今回は触って体験できるところが大きな魅力。いろいろな人に楽しんで欲しい」と話していました。

 特別展「木とメロディーの世界」は、9月1日まで開かれています。

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