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「地震が自分の身近な危機として感じられた」 ドキュメンタリー番組を審議

 三重テレビ放送の番組審議会が16日開かれ、今年5月に放送されたドキュメンタリー番組「あすを生きる~南海トラフ地震から命を守る~」が審議されました。

 今年元日に発生した能登半島地震を受けて制作された「あすを生きる~南海トラフ地震から命を守る~」は、三重大学大学院の川口淳教授とともに被災地を実際に訪ね、現状や課題を掘り下げ、南海トラフ地震に備えた南伊勢町の取り組みなどを紹介した番組です。

 委員からは「ドライブレコーダーから聞こえる女性の悲鳴などがリアリティがあって引き込まれ、他人事ではなくて自分の身近な危機として感じられた」と言った意見や、「被災者の声が印象的で、風化をさせないために語り部の大切さを改めて感じた」などの意見が出されました。

 その一方で、「今すぐ誰にでもできる防災対策をもう少し強調しても良かった」などの意見も出されました。

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