「海女さん列車」や「おいしい列車」期間限定で特別運行 近鉄で志摩を堪能
近畿日本鉄道が運行する観光列車で、三重県志摩市の魅力を発信する観光キャンペーンが10日から始まるのを前に9日、報道陣に列車を使って説明会が行われました。
近鉄では、毎年沿線の特定の地域を集中的にPRする観光プロモーションを行っていて、今年は「志摩へおいなーい！」と題して来年2月28日まで志摩市を舞台に行われます。
志摩市の橋爪市長は、今年が市制20周年の節目であることに触れ、「志摩の観光を盛り上げる企画。観光列車に乗って志摩の景色、文化や食事を楽しんでほしい」と話しました。
キャンペーンでは、観光列車「つどい」を使って志摩の文化や食事を楽しめる3つの特別列車が期間限定で運行します。
そのうち8月10日から土日限定で運行する「海女さん列車」では、漁で使う道具や海女小屋のいろり模型などが展示されるほか、実際に海女さんと触れ合うこともできます。
また、郷土料理を広める活動をしている地元の有志が監修･調理したお弁当を楽しむことができる、「おいしい列車」も期間限定で運行。
複合リゾート施設「志摩グリーンアドベンチャー」のチケットがついた切符の販売や、停車中の観光特急「しまかぜ」でスイーツが楽しめるイベントも行われます。
