118番通報の有効件数1.5% 大半が無言や間違い 適正利用を呼びかけ
海で起こる事件や事故を通報する電話番号にちなみ、18日は「118番の日」です。
三重県四日市市の近鉄四日市駅周辺で17日、「118番」について広く知ってもらおうと周知活動が行われました。
四日市海上保安部の職員ら約10人が、通勤や通学客などに「118番」を広めるチラシやペンが入ったアメニティーを手渡しながら、適正な利用について説明していました。
また、海上保安庁のイメージキャラクター「うーみん」も駆けつけ、子どもたちと写真を撮るなどしながら「118番」をPRしました。
四日市海上保安部によりますと、去年1年間の東海3県を管轄する第4管区海上保安本部への「118番」通報は3万1076件で、そのうち有効件数は458件と1.5%にとどまり、大半が無言や間違い電話だったということです。
四日市海上保安部の南次郎管理課長は「118番は緊急通報用の番号だと理解してほしい」と呼び掛けていました。