高校生が人工採卵したアマゴの稚魚を放流 今秋開催「全国豊かな海づくり大会」へ機運高める
11月に三重県志摩市などで開かれる「全国豊かな海づくり大会」に向け、度会町で22日、水産高校の生徒がアマゴの稚魚を放流しました。
41年ぶりに三重県で開かれる大会に向けて機運を高めようと、県内各地で開かれている放流事業の一環として行われたものです。
水産高校水産資源科の2年生12人が度会町内を流れる一之瀬川を訪れ、去年10月に人工採卵したアマゴの稚魚約1000匹を放流しました。
生徒たちは約3センチほどの稚魚を静かに川に放していました。
全国豊かな海づくり大会は、水産資源の保護などを通して水産業の発展を図ろうと行われるもので、11月9日に志摩市と南伊勢町で開かれ、大会では水産高校の生徒が育てたアマゴが使われる予定です。