障害物を通過するスラローム航行や急流での静止操作 熊野川で操船・救助訓練
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風水害や水難事故に備え10日、三重と和歌山の県境を流れる熊野川で操船・救助訓練が行われました。
熊野市や紀宝町の消防署、熊野川で川舟を運航する熊野川体感塾から、合わせて16人が参加しました。
操船訓練ではボート3隻に乗り込み、一定の速度を保って障害物を通過するスラローム航行や急流での静止操作を行いました。
救助訓練では、川に転落した人に「すぐに行くから待っていてください」などと声を掛けながら近づき、腕や専用器具を使って引き上げていました。
水難事故現場などで活用されるレスキューマックス救命索発射装置の操作も確認し、川辺から100メートルほど先まで救命ロープを飛ばしていました。