過去最高額23000円で落札「伊勢あさくさ海苔」 色良くサクサク感と甘み
黒ノリの一種で絶滅危惧種にも指定されているアサクサノリの入札会が21日、三重県松阪市で開かれました。
三重県漁業協同組合連合会が開いたもので、今シーズン初めて行われた「伊勢あさくさ海苔」の入札会には、黒ノリの養殖が盛んな桑名地区で、アサクサノリの養殖に励む2人の生産者が作った53700枚が出品されました。
会場には、海苔問屋など約110人が訪れ、色を確かめたり火であぶって香りや味などを確かめていました。
伊曽島漁業協同組合の豊永秀樹事務局長は「例年になく色も良い。風味とサクサク感と甘みを感じられるので高値で取引きしてもらえれば」と期待を寄せていました。
「伊勢あさくさ海苔」は100枚あたり23000円で落札されました。
三重県漁業協同組合連合会では過去最高額だということです。