NEWS県内ニュース/詳細

蒸気機関車の給水塔など2つの建造物が新たに国有形文化財に 金属製の貯水槽は全国でも数例 三重県

 国の登録有形文化財の登録について、文化審議会による答申が19日に行われ、三重県津市にある蒸気機関車の給水塔など2つの建造物が新たに登録されることになりました。

 今回登録されることになったのは、津市にある旧国鉄名松線伊勢奥津駅の給水塔と、伊賀市にある数馬茶屋の2つの建造物です。

 旧国鉄名松線伊勢奥津駅の給水塔は、名松線で昭和40年まで運行されていた蒸気機関車に給水するための施設で、金属製の貯水槽を有する給水塔は全国でも数例しか残っておらず、日本の鉄道史上価値が高く重要な工作物と評価されました。

 今回の2件を含めて、三重県内で国の登録有形文化財に登録された建造物は321件となります。

県内ニュース一覧に戻る

ページトップへ