若手バレエダンサーの登竜門のひとつ 三重の中1と高1が揃って「ユース・アメリカ・グランプリ」出場へ
プロのバレエダンサーを目指し三重県津市のバレエ教室で練習を重ねる2人が、アメリカで開かれる国際コンクールに揃って出場することが決まりました。
若手バレエダンサーの登竜門のひとつ、「ユース・アメリカ・グランプリ」に出場が決まったのは、津市の「バレエアカデミー・スタジオエトワール」で学ぶ中学1年の橋本愛菜さんと高校1年の駒田鼓幸さんです。
去年10月に兵庫県で開かれた日本予選で、橋本さんはジュニア部門において、駒田さんはシニア部門で上位入賞し、同じスタジオに通う2人が同時に出場という快挙を果たしました。
橋本さんが「支えてくれた家族や先生に感謝の気持ちを持って最高の演技をしたい」と意気込むと、駒田さんは「「ファイナルでは海外の選手がいる。手足が長くきれいだと思うが、私にしかできない表現で戦っていきたい」と決意を新たにしていました。
エトワールを主宰する山口梨奈さんは「対照的な2人がファイナルに進めて嬉しい」と目を細めていました。
「ユース・アメリカ・グランプリ」は、4月にフロリダ州タンパで開かれ、幼少期からバレエを続けてきた2人は切磋琢磨しながら世界の舞台を目指します。