耐震改修やゆったり座れる座席に一新 ドーム型映像シアターも 三重・鈴鹿市文化会館がリニューアル
施設老朽化のため大規模な改修が進められていた鈴鹿市文化会館がリニューアルオープンするのを前に19日、竣工式とセレモニーが開かれました。
一昨年から改修のため休館していて、けやきホールは天井の耐震改修やゆったりと座れる座席に一新されました。
また、これまであったプラネタリウムがドーム型の映像シアターとして使える多目的ホールに生まれ変わりました。
19日は神戸高校吹奏楽部によるファンファーレの合図でテープカットが行われ、末松市長は「文化・芸術の拠点として地域全体の文化に寄与する事を願っている」とあいさつしました。
リニューアルオープンを記念して、鈴鹿市出身のアーティスト大谷芳照さんが墨絵のパフォーマンスを披露。生演奏が響く中、気迫のこもった動きと筆遣いで「輝」と「繋」の二文字を力強く書きました。
鈴鹿市文化会館は20日にリニューアルオープンし、サンドアートや大谷芳照さんの展覧会が開催されるほか、21日は鈴鹿市出身の歌手清水美依紗さんのスペシャルコンサートも予定されています。