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美食の街として知られるサン・セバスティアンのシェフ 三重県産アオサで料理披露

 美食の街で知られるスペインのサン・セバスティアンの一流シェフが15日、料理人を目指す学生に母国料理を披露しました。

 三重の食を担う人材育成を目的に、三重県が行っている交流事業の一環として行われたものです。

 サン・セバスティアンの三ツ星レストランで指導部長を務めるシェフミケル・ソラズ・エチャベさんらが三重調理専門学校を訪れ、約40人の学生に料理を披露しました。

 ミケルさんらはスペインバスク地方の伝統料理「マグロの煮込み」のほか、3つ星レストランで提供されている「鹿肉のソテーと海藻」に、三重県産のアオサを使ったソースでアレンジして披露しました。

 ミケルさんらはソースを作る際のポイントや、味付けのタイミングなどを生徒たちに丁寧に教えていました。

 参加した学生からは「マグロとトマトを一緒にするという発想がなかったので不思議だったがおいしかった」「焼き加減や盛り付けを今後にいかしたい」などの声が上がっていました。

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