NEWS県内ニュース/詳細

百貨店で熱中症対策講座 脱水症の早期発見と対策学ぶ

 毎年、猛暑による熱中症の救急搬送が増加するなか、熱中症に備えてもらおうと10日、三重県津市の百貨店 松菱で、熱中症予防に関する出前講座が開かれました。

 藤田医科大学七栗記念病院が地域貢献の一環として各地で開いている医療講座です。

 10日は、七栗記念病院の脳卒中看護認定看護師の西川圭二さんが講師をつとめました。

 西川看護師は、2023年度には全国で9万1000人以上が熱中症で救急搬送されたと説明し「熱中症を予防するには、体内の水分や電解質が異常に減少する脱水症を防ぐことが大切」と呼びかけました。

 皮膚がカサカサしたり、口の中がネバネバしたりなど、脱水症を早期に発見するポイントをあげ、食事以外に1リットルから1.5リットルの水分を目標にとることや、のどが乾く前にこまめに水分をとり、塩分も一緒に補給するなど対策を訴えていました。

県内ニュース一覧に戻る

ページトップへ