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白子高生がいじめ防止を呼びかけ 「見て見ぬふりをする人も勇気を持って『ダメ』だよと」

 11月は三重県が定める「いじめ防止強化月間」です。鈴鹿市の近鉄白子駅前では12日朝、市内の高校生らが通勤・通学途中の人たちにいじめ防止を呼びかけました。

 三重県では2018年にいじめ防止条例を施行し、県民の理解を深め社会全体でいじめの問題を克服しようと、4月と11月を「いじめ防止強化月間」と定めていじめ撲滅に向けた取り組みを行っています。

 12日、白子高校の生徒会を中心に有志で集まった生徒ら約25人が、いじめ反対運動のシンボルカラーであるピンクのタスキを身に着けて街頭に立ち、いじめ防止を呼びかけました。

 いじめ防止を呼び掛けるオリジナルの啓発ポスター入りのポケットティッシュ500個を配布していました。

 生徒会長を務める白子高校2年の中村明さんは「いじめはダメなこと。見て見ぬふりをする人も勇気を持って『ダメだよ』と言える社会にしていきたい」と話していました。

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