生活を支える家畜の腸を素材に作品 モンゴル出身アーティスト 街道多い地区をイメージ
モンゴル出身のアーティストO33(オウサンサン)さんが、三重県津市で制作した作品が津市久居にある旧水洋屋で展示されています。
県外で活躍する芸術家を招いて地域に根差した芸術活動を作り出す、久居アルスプラザのプロジェクトの一環として行われたものです。
モンゴル民族の生活を支える家畜の腸を素材に、石川県金沢市を拠点に制作活動を行うO33さんが参加しました。
6月から7月にかけて津市久居地域に滞在し、街道が多く人が動く地区のイメージを作品にしたということです。
6畳二間の静かな空間には、羊の腸を用いて形作られた流線形のオブジェが交差し、見る者のイメージを膨らませます。
羊の腸を使って作品を作るワークショップも行われ、参加した人たちが色とりどりのオブジェ作りに取り組んでいました。
O33さんの作品は27日まで展示され、13日のワークショップで作られた作品も展示されるということです。