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決済手続き経ず複数業者と契約 隠ぺいのため自ら支払った額333万円 男性職員を懲戒処分

 市立四日市病院の事務局に勤務していた際に正しい決済手続きを経ずに契約を行い、自ら業者に支払いを行ったとして、四日市市は四日市保健所に勤務する男性職員を12日付けで停職3カ月の懲戒処分としました。

 市立四日市病院によりますと、50代の男性職員は会計窓口の自動精算機におけるクレジット決済に係るデータ処理サービスについて、正しい決済手続きを経ずに複数の業者と契約を行い、隠ぺいするために2014年5月から今年3月までその費用を自ら支払ったということです。

 さらに、診療報酬の電子請求における回線使用料についても、2013年から今年3月まで支出処理を怠って自ら業者に支払いを行っていたこともわかり、その額はあわせて約333万円にのぼります。

 この男性職員の異動によって発覚したもので、一連の行為について男性職員は正しい手続きを行わなかったことを深く反省しているということです。

 四日市市では、男性職員が行った不適切な事務処理は市の信用を大きく失墜させるものだとして、この男性職員を停職3カ月の懲戒処分としました。

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