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江戸時代から続く老舗旅館「戸田家」改修完了 大浴場に待合所 脱衣所は伊勢志摩らしさと木の温もり

 江戸時代から続く三重県鳥羽市の老舗旅館「戸田家」では、約2年間かけて行われてきた施設の改修工事が完成し、新たな体制で観光客を迎えています。
 
 鳥羽市が取り組む観光の高付加価値事業の一環として行ってきたもので、去年までにスイートルームや南館の大浴場などのリニューアルが完成し、今回、嬉春亭の浴場と和室の改修が終了しました。

 露天風呂を新しくした大浴場にはこれまでなかった待合所を新たに設けたほか、脱衣所を伊勢志摩らしさと木の温もりを感じるデザインに大幅にリニューアルし、ドライヤーなども一新しました。
 
 また30室の和室は鳥羽湾の眺望を楽しみながらのワーケーションが可能となり、和の雰囲気を保ちながらもゆったりとくつろげる空間に改修されました。

 戸田家の寺田順三郎社長は「鳥羽市全体で良い観光施設になるよう努力している。期待してお越しいただきたい」と話していました。

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