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民家で珍しい桜が見頃に

 いなべ市員弁町の民家では、全国的にも珍しいサクラの花がもうすぐ見頃を迎えます。
 
 このサクラは、ヤマザクラの変種で「コノハナザクラ」という和名がついています。

 ヤマザクラより少し遅れて開花し、ひとつの花に複数のめしべがあるのが特徴で、淡いピンクの八重咲の花を咲かせます。

 全国でも数本しか確認されていない、非常に珍しいサクラで、いなべ市の天然記念物にも指定されています。
 
 水谷重昭さんの自宅の庭にあるコノハナザクラは、4月12日頃から花がほころび始め、現在五分咲きに。

 緑の葉が先に芽を出しその後、花が咲くため葉桜のように見えますが、花が満開になると葉が隠れて木の全体がピンク色に彩られます。

 あと数日で満開となり、今週末まで花を楽しめそうだということで、18日(金)の午後からは琴の演奏が予定されています。

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