横山大観や川合玉堂などから若手作家のものまで多様な作品約500点が並ぶ 自分で値段をつける入札コーナーも
日本画や洋画の作家から現代アートの若手作家まで、多種多様なアートが楽しめるアートフェアが、三重県津市の百貨店・松菱で開かれています。
文化を発信し、地元の人たちに楽しんでもらおうと松菱が年に2回開いているアート展で、会場には、横山大観や川合玉堂など日本を代表する作家や、新進気鋭の若手作家らが手がけた日本画や洋画、版画など約500点が揃います。
日本の伝統的な画材と新しい画材を併用する独自の技法で作品を発表している出口雄樹や、錫（スズ）や特殊樹脂を用いて流動的な質感をいかす現代アート作家 池内信介など、注目度が高い若手作家らの作品も多く見られます。
中には、放浪の天才画家と呼ばれた山下清が描いた貴重な油絵も展示され、その世界観が楽しめます。
また、気軽にアートを楽しんでもらおうと自分で値段をつける入札コーナーも設けられています。
このアートフェアは10日まで津市の松菱で開かれています。