未利用魚の総菜「おさからず」と伊勢茶で「伊勢チャーズケーキ」 高校生とスーパーマーケットが商品開発
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高校生とスーパーマーケットが共同で商品開発を行った総菜とケーキが、三重県内で11日から販売されています。
地域活性化につなげる取り組みの一環としてマックスバリュ東海が毎年行っているもので、今回は宇治山田商業高校の3年生12人が地域の問題を県にヒアリングし、「地域の課題解決」というテーマで2つの商品開発に挑戦しました。
「おさからず」という商品名が付けられた総菜は、磯焼けの原因の1つである未利用魚ブダイが使用され、タルタルソースや伊勢醤油(しょうゆ)など3つの味で販売されています。
開発に参加した高校生は「魚の臭みがなく、外側は衣がカリカリ、中は身の弾力があっておいしい」と自信をのぞかせていました。
また、「伊勢チャーズケーキ」と名付けられた商品は、栽培面積の減少や購入量低下などが課題の伊勢茶を使ったチーズケーキで、高校生は「伊勢茶のほどよい苦みとチーズケーキの甘さや香りがマッチしておいしい商品」と胸を張っていました。
「伊勢チャーズケーキ」はマックスバリュララパーク店で、そして「おさからず」は県内のマックスバリュ15店舗で在庫がなくなるまで販売が行われるということです。