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手足口病や劇症型溶血性レンサ球菌感染症 三重で過去最多の感染者数 換気や手洗いを

 新型コロナや手足口病などが三重県内で感染拡大していることを受け、一見知事は19日、換気や手洗いなど基本的な感染防止対策を県民に呼びかけました。

 8日から14日までの新型コロナの感染者数は、1医療機関あたり9.04人と前の週の1.61倍となり、3週連続で増加しました。

 17日時点の入院患者数も前の週から104人増えて245人となっていて、感染が拡大しています。

 また、主に幼い子どもが感染し、手足や口に発疹ができる「手足口病」の感染者数も、1医療機関あたり33.69人と前の週の1.3倍に増加し過去最多。国立感染症研究所が定める警報レベルの5人を大きく上回っています。

 さらに、手足の激しい痛みや発熱などの後、急激に悪化し手や足の「え死」や、多臓器不全などを起こす劇症型溶血性レンサ球菌感染症においても、今年に入っての感染者数が20人と過去最多となっています。

 19日の定例会見で一見知事は、換気や手洗い、手指の消毒など基本的な感染防止対策を県民に呼びかけました。

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