年越しそばに朝から多くの人 地元の尾鷲産かつお節で出汁 多くの家族連れが「来年も健康に」
今年も残すところあとわずかとなりました。三重県内のそば店は大みそかの31日に年越しそばを食べる家族連れなどでにぎわいました。
津市にある「うどん・そば処きのさき」では、普段はうどんが7割、そば3割の注文が出るところ、大みそかになるとうどんが3割、そばが7割と「年越しそば」を求める人が多く訪れます。
1年の感謝を込めて店主が麺を打つのは、小麦粉と北海道江丹別産のそば粉の割合を2対8で作る「二八そば」。地元の尾鷲産と鹿児島県枕崎産のかつお節でとったダシが特徴です。
31日は、通常の営業時間より早い10時半前に開店すると、常連客や帰省客らが続々と訪れ、打ちたての味を楽しんでいました。
年越しそばを食べた客は「来年も健康であるように願っている。楽しく前向きに考えられような年になれば」と笑顔を見せていました。