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平安時代のごちそうに魚介類や果物 食器は銀 恵まれた食文化

斎王をはじめとする平安時代の食事について興味を持ってもらおうと、三重県明和町にある斎宮歴史博物館では、開館35周年の特別企画展が開かれています。

会場では、平安時代の「食」をテーマにした文学作品や絵巻など、約40点が展示されています。

そのうち、平安時代の催事で出されたごちそうを表現した模型からは、伊勢志摩でとれた豊かな魚介類や果物など恵まれた食文化のほか、銀の食器を使っていたことも分かります。

また、宮中料理などについて記された日本最古の料理書「厨事類記」も展示され、献立や盛り付け、料理法まで細かく紹介されています。

この企画展は9月1日まで開かれています。

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