学校で6971件 “いじめゼロ”へ思い一つに 高校生らが撲滅呼びかけ

三重県が定める「いじめ防止強化月間」にあわせて、県内の高校生らが通勤・通学途中の人たちにいじめの撲滅を呼びかけました。
県では、2018年にいじめ防止条例を施行し、社会全体でいじめ問題を克服しようと、毎年4月と11月をいじめ防止強化月間として、いじめ撲滅に向けた取り組みを進めています。
9日は「いじめ防止応援サポーター」をつとめるラグビーチーム 三重ホンダヒートの選手や津市の高校生、三重県教育委員会の職員ら約50人が津駅前でいじめ防止を訴えました。
三重県教育委員会によると、2023年度、県内の学校で認知されたいじめの件数は6971件と過去最多となっていて、教職員らのいじめに対する認識が高まったことで、重大な事案になる前の軽微な段階での認知が増えているとみています。