大人3人の宿泊機能付いた災害即応出動車 バッテリー搭載で電気も使用可 被災地支援の職員へ三重県が導入
三重県は災害発生直後に被災地で支援にあたる職員が車で寝泊まりできるように、宿泊機能を備えた特別車両を導入しました。
三重県が導入した「災害即応出動車」は、災害発生直後に被災地へ出向いて対応にあたる専用車両で、大人3人が寝泊まりできる宿泊機能が備えられています。
また、リチウムイオンバッテリーが搭載され、派遣先が停電していても生活に必要な電気を使用することができます。
能登半島地震の被災地において、災害復旧や復興にあたった職員の経験をいかして導入されました。
一見知事は「宿泊機能を備えているので県内外で災害が発生した時に現場で活動しやすくなる。災害対応の一つの武器になる」と期待を寄せました。
また、三重県は南海トラフ地震などの災害時に備え、ログハウスを応急仮設住宅として設置する協定を一般社団法人「日本ログハウス協会」と結びました。
ログハウスの仮設住宅は、木のぬくもりを感じられるだけでなく、耐震性にも優れているということで、能登半島地震の被災地では災害復興住宅として149戸建てられました。