増加する特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害 ショッピングセンターで啓発活動

毎月15日を「特殊詐欺等撲滅の日」と定めている県警は、被害の拡大を防止する啓発活動を、四日市市内のショッピングセンターで行いました。
特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺による被害の拡大を防止するため、県警が毎月15日に県内各地で行っているもので、15日は、県警本部や四日市南警察署の警察官ら8人が参加し、詐欺に騙されないよう啓発するチラシやティッシュなどを、ATMの前で利用客に配り、詐欺の手口などを説明していました。
また、国際電話を使った特殊詐欺が増えていることから、海外からの着信を拒否できる申請が受け付けられたほか、防犯電話の機能の説明や自動録音などの機能がついた警告機の貸し出しも行われ、訪れた人は実際に電話を操作をして手順を確かめていました。
県警によりますと、去年1年間に県内で発生した特殊詐欺の被害額は約12億円と、前年より約5億円増え、SNS型の投資詐欺とロマンス詐欺の被害額は約27億円と、前年より約15億5000万円増えたということです。