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同僚の男性警察官から金銭脅し取った恐喝の疑い 三重県警の巡査長ら書類送検

 同僚の男性警察官から金銭を脅し取ったとして、三重県警察本部は1月31日、男性巡査長ら3人の警察官と23歳の男を恐喝の疑いで書類送検しました。

 恐喝の疑いで書類送検されたのは、桑名警察署の男性巡査長(40)と紀宝警察署の男性巡査(23)、鈴鹿警察署の男性巡査(27)と男(23)です。

 警察によりますと4人は共謀して去年9月、松阪市内のアパートの駐車場で男女関係をめぐるトラブルの慰謝料名目で、三重県警察本部の男性警察官から50万円を脅し取った疑いが持たれています。

 紀宝警察署の巡査と被害にあった警察官との女性をめぐるトラブルをきっかけとして、桑名警察署の巡査長が金銭を脅し取る計画を企てたと見られています。

 警察官3人は昨年度、ともに鈴鹿署に勤務していた関係でした。

 被害にあった男性警察官の友人の警察官が上司に相談したことで発覚したもので、4人はそれぞれ容疑を認めており、脅し取った50万円は犯行に及んだ2日後に全額返金しているということです。

 三重県警察本部は31日付けで、桑名署の巡査長と紀宝署の巡査を「免職」の懲戒処分としたほか、鈴鹿署の巡査は停職6カ月の処分となりましたが31日付けで辞職しています。

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