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先月末時点で約2億9000万円の被害 特殊詐欺防止など重点取り組みを確認

 県内全ての警察署の署長らが集まる警察署長会議が18日、県警察本部で開かれ、県内でも被害が相次ぐ特殊詐欺の防止など今年度の重点取り組みについて確認しました。
 
 会議には、県内18の全ての警察署の署長や警察本部の幹部など75人が出席しました。

 はじめに、3月31日付けで着任した敦澤洋司本部長が今年度の重点課題として、特殊詐欺などの犯罪を未然に防止するための取り組みについて訓示しました。

 敦澤本部長は署長らを前に「被害対象となりやすい年齢層をターゲットに具体的な手口や傾向などを発信し、警戒心・抵抗力の向上に繋がる効果的な広報啓発活動を推進する」と述べました。

 先月末時点の県内の特殊詐欺被害は、去年の同じ時期と比べて、53件増加の120件、被害額は約1億9000万円増加の約2億9000万円となっています。

 また、「全国豊かな海づくり大会」が今年11月に志摩市や南伊勢町で開催されることから、テロの未然防止に向けて組織を挙げた情報収集を行うなどの対策を強化するよう署長らに求めました。

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