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信号機ない横断歩道での一時停止率の向上へ 三重トヨペットが「ACTION38」

 三重県津市に本社を置く自動車販売会社三重トヨペットが、信号機のない横断歩道での一時停止率の向上を目指す「ACTION(アクション)38」の推進事業所に選ばれました。

 「ACTION38」は、横断歩道での歩行者優先を定めた道路交通法第38条から名付けられた運動で、交通事故防止を目指して県内の事業所をモデル指定して周知を呼び掛けています。

 12日は三重トヨペット本社で指定式が行われ、津警察署の柳生裕也署長が三重トヨペットの井上喜晴社長に、指定書と社用車に貼るステッカーを手渡しました。

 信号機のない横断歩道での一時停止率は、2019年に行われた日本自動車連盟の調査で三重県は3.4%と全国ワーストとなりました。

 その後改善されましたが、長野県などの先進県に比べると低い停止率に留まっています。

 三重トヨペットでは今後、社用車に啓発ステッカーを掲示するほか、来店する人への周知活動など、横断歩道での交通事故ゼロを目指した取り組みを行うということです。

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