伊勢エビの殻などをブドウの木栽培の肥料に プロジェクトにチャリティー贈呈式
伊勢エビの殻などから肥料を作り、ブドウ栽培に再利用する循環型の取り組みが、三重県鳥羽市のホテルで進められていて、このプロジェクトへのチャリティー贈呈式が、22日行われました。
鳥羽国際ホテルを運営する伊勢志摩リゾートマネジメントが、イベントの際に環境保全を目的としたチャリティーを行なっていて、惣明福徳総支配人が、イベントの収益の一部を海の植林活動を行う「海っ子の森」の山下達已代表に渡しました。
伊勢志摩リゾートマネジメントは、今年から伊勢志摩ワイナリーの協力の元、鳥羽国際ホテル潮路亭内でブドウの木を育てる活動を行っていて、その肥料としてホテルで出た伊勢エビの殻や魚の骨など、今まで処分されていたものを有効活用することで環境保全に役立てています。
伊勢志摩ワイナリーの高谷俊彦さんは「地元の資源を利用して工夫することで環境にも優しく、地元が盛り上がるきっかけになれば」と話していました。