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他企業の取り組みを率先導入 子育て世代の働き方に変化 ジェンダーギャップ解消へフォーラム

 男女ともに家庭や社会で活躍できる社会をつくろうというフォーラムが14日、三重県津市にある男女共同参画センターで開かれました。

 「ジェンダーギャップ解消フォーラムは」、三重県と女性が働きやすい職場づくりに賛同する県内企業約620社でつくる団体が去年から開いているもので、今年は会場とオンラインの合わせて約130人が参加しました。

 フォーラムでは、様々な働き方を取り入れる企業が事例を発表しました。

 離職率が高く業績不振に悩んだという事務機の会社は、社長自らが全国の企業を見学し、参考となる取り組みをITを活用しながら導入したと説明しました。

 社員と家族の満足度を向上させたことや、女性スタッフの職種を多様化したことで、子育て世代の女性の働き方に変化をもたらしたことなどを紹介しました。

 また、自動車部品の試作品製造などを行う会社は、男性社会の製造業界で自らも苦労した経験を振り返りながら、20年前から女性の採用を行い子連れ出勤の実施をしたことなどを紹介。

 女性や外国人、障がい者など多様な人材を受け入れ育てていくことで誰もが働きやすい会社になると呼び掛けていました。

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