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今年の花粉予想 2月末から3月上旬にピーク 平年の2倍から3倍飛散か

 2月も中旬に入り、気になるのがスギ花粉の飛散です。

 花粉症の専門医によると、今年も平年より多い飛散が見込まれていて、暖かくなるにつれ大量飛散が予想されるため、早めの準備・対策を呼びかけています。

 三重県津市で、花粉症の専門治療などを行う、ゆたクリニック。クリニックには、17日も花粉症の症状を訴える多くの人たちが訪れていました。

 40年以上にわたり、花粉の調査・研究を続けている、ゆたクリニックの湯田厚司院長によると、今年のスギ花粉の飛散のピークは、今月末から始まり来月上旬まで続く見込みで、去年の夏の猛暑の影響で、平年の2倍から3倍程度の飛散が予想されています。

 湯田厚司院長は「三重県も北から南まで多めに飛散するだろう。どちらかというと、南あるいは西に行くほど飛散が多くなる傾向があるので、地区だと名張・南勢・東紀州のあたりは、例年よりも特に多くなる」と、今シーズンの傾向について話しました。

 対策として重要なのが「花粉をつけない、吸わない、そして持ち込まない」ことだと湯田院長は話します。

 具体的には、外出時にはセーターやフリースといった花粉をつけやすい服装を避ける事、他にも洗濯物を室内干しにするなどの対策が有効だということです。

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