今年に入り交通事故死32人 半数以上が高齢者 秋の全国交通安全運動 三重県内各地で出発式
きょう21日から始まった秋の全国交通安全運動を前に、三重県内各地で20日、交通安全を訴える出発式が行われました。
津市では津警察署や津南警察署交通安全協会などから約150人が参加し、津南警察署の堀井達也署長が「交通安全、交通事故の防止は他人事でないことの意識を地域住民に広く浸透してほしい」と呼びかけました。
また、重点の一つとなっている飲酒運転の根絶に向け、安全運転管理者を置く事業所を代表し、イオン久居店の三谷幸一店長が飲酒運転根絶宣言を行いました。
三重県内では今年に入ってから19日までに交通事故で32人が亡くなり、そのうちの半数以上を65歳以上の高齢者が占めています。
一方、明和町ではサッカー元日本代表で、FC伊勢志摩の理事長を務める小倉隆史さんを一日松阪警察署長に委嘱して、交通安全トークショーが開かれました。
秋の全国交通安全運動は30日までで、この間、キャンペーンや街頭啓発活動などが行われます。