NEWS県内ニュース/詳細

不法投棄の大部分が木くずやがれきなどの建設系廃棄物 三重県と鳥羽署「発見したら通報を」

 産業廃棄物など不法投棄の未然防止と情報提供を呼びかけようと29日、三重県鳥羽市にあるショッピングセンターで三重県と鳥羽警察署が合同で啓発活動を行いました。

 産業廃棄物などの不法投棄が社会問題化する中、早期発見と被害拡大を防ぐために今年度から県が各市町の警察と連携して行っている取り組みです。

 県の職員と鳥羽警察署の署員ら10人が参加し、不法投棄の通報を呼びかけるチラシやボールペンなどを買い物客らに渡していました。

 県の調査によりますと、昨年度に発見された不法投棄件数は40件で、そのうち建設現場から発生する木くずやがれきなどの「建設系廃棄物」が大部分を占めているということです。

 三重県環境生活部の佐藤邦彦さんは「廃棄物の不法投棄など悪質な事案があとを絶たない。不法投棄などを発見した場合の通報制度があるので協力を」と呼び掛けていました。

県内ニュース一覧に戻る

ページトップへ