三重県の一見知事が2期目へ立候補表明 取り組むべき課題は防災や子ども政策など
三重県の一見知事は21日、任期満了に伴う9月の知事選挙に2期目を目指して立候補することを表明しました。
三重県議会の本会議で、一見知事は「生まれ育ったふるさと、三重県の同胞のため、子どもたちのために初心に戻り、鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)謙虚な気持ちで力をふり絞るとの思いを持って、まなじりを決して次期知事選に臨む決意をした」と述べました。
散会後に取材に応じた一見知事は、出馬の意向を固めたのは「つい最近だった」と明かし、今後、取り組むべき三重県の課題については防災や子ども政策、観光などを挙げました。
また「公認や推薦などを受ける政党は決めていない」と話し、前回の選挙と同じく無所属で出馬すると見られています。
21日の三重県議会の本会議では、一般会計で8366億円を盛り込んだ県の新年度予算案や、三重県子ども条例の改正案など、提出された101議案の全てが可決されました。