三重県の一見知事が再選出馬へ 21日の県議会で表明する見通し
三重県の一見知事が、9月の任期満了に伴う県知事選挙に再選を目指して立候補する方針を固めたことが、関係者への取材で分かりました。21日の県議会本会議で表明する見通しです。
関係者によりますと、一見知事はすでに政党関係者や一部の県議会議員に立候補の意向を伝えたということです。
19日に開かれた議会運営委員会で、服部副知事が21日に開かれる県議会の本会議で一見知事による議場での発言を求め、了承されました。
一見知事は19日の定例会見で、次期知事選挙への立候補について「現時点で特に申し上げることはない」と出馬への明言は避けました。
一見知事は亀山市出身で現在62歳。海上保安庁次長や国交省の自動車局長などを歴任し、2021年の知事選に、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党の各党から推薦を受けて立候補し、初当選しました。
就任後は新型コロナウイルスへの対応にあたったほか、子育て支援や南海トラフ地震の対策に力を入れてきました。