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三重県が水道料金2年間据え置きへ 四日市市や津市など18市町 値上げ検討も市町からは引き下げ要望

 全国で水道料金の値上げが進む中、三重県は値上げについて検討してきた水道料金を来年からの2年間については据え置くことを決めました。

 三重県企業庁によりますと、県営水道の給水量は県内全体の3割を占め、現在は四日市市や津市など県内18の市町が利用しています。

 三重県は受水市町から水道料金を徴収していますが、エネルギー価格の高騰や施設の老朽化などを踏まえ、来年からの料金値上げを検討してきました。

 一方で、受水市町からは水道事業経営の悪化などを理由に料金引き下げの要望を受けていたため、県では市町と最終的な調整を進めた結果、来年からの2年間については現在の県営水道料金に据え置くことを決めました。

 なお、2年間は内部留保資金で対応し、2027年度以降の料金は、今年度と来年度の決算を踏まえて収支見通しを作成し、改めて協議していくということです。

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