三重の有効求人倍率1.13倍 全業種で人手不足感広がるものの求人数減少
12月の三重県内における有効求人倍率は1.13倍となり、前の月と同じ水準でした。
三重労働局の発表によりますと、去年12月は有効求人数が増加した一方、求職者が減少しましたが、いずれも変動幅はわずかで数値に大きな変化がなかったことから、県内の有効求人倍率は前月と変わらず1.13倍となりました。
また、全国の平均倍率1.25倍を0.12ポイント下回りました。
三重労働局によりますと、全ての業種で人手不足感が広がっているものの、長引く物価高騰や人件費の上昇で、求人数が減少した産業が多かったということです。
県内の雇用情勢については「求人が求職を上回って推移しているものの、求人の動きには足踏みが見られ、改善の動きに弱さが見られる」としています。