三重で手足口病が大流行 感染者数は全国最多 こまめな手洗い等で対策を
主に幼い子どもが感染し、手足や口に発疹ができる手足口病が三重県では大流行していて、1医療機関あたりの感染者数は全国で最も多くなっています。
1日から7日までの手足口病の感染者数は、1医療機関あたり25.98人で、国立感染症研究所が定める警報レベルの5人を大きく上回り、1医療機関あたりの感染者数は全国で最も多くなっています。
三重県の担当者は「保育施設や幼稚園では特に注意が必要」とし、症状がある人とのタオルの共有は止めること、おむつを交換する時は排せつ物に触れないようにするなどの対策を呼びかけています。
三重県は、さらに患者が増える可能性があるとして、こまめな手洗いなど感染対策を呼びかけています。
また、新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたり5.62人と前の週の1.5倍となり、前の週から増加しました。
10日時点の入院患者数は、前の週から54人増えて141人となり、重症者はいません。