ペットボトルやビニール袋で水に浮く 水難事故にあったら動かず待つ 小学生が着衣水泳学ぶ
暑くなると増えるのが水の事故です。夏休みを前に17日、三重県東員町の小学校で服を着たまま水に入る着衣水泳の講習会が開かれました。
東員町立城山小学校の5・6年生あわせて約60人が参加し、水を吸った服の重さや、体力を消耗する着衣水泳の難しさなどを体感していました。
また、空のペットボトルやビニール袋を使って水に浮く方法も学び、水難事故にあった際は焦って動くのではなく、助けが来るまで静かに浮いて体力の消耗を防ぐことが重要だと学んでいました。
参加した子どもたちは「水の中でも服を着るとちょっとだけ浮くことが分かった」「ペットボトルを使えば結構浮けた。浮くも物があれば使っておぼれないようにしていきたい」と話していました。
城山小学校プール指導担当の日置昌久教諭は「しっかり覚えてもらい水難事故にあう子どもたちが減るといいと思う」と話していました。