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ハンセン病への取組 日本記者クラブ賞受賞 三重テレビ放送

 優れたジャーナリズム活動を行った報道機関を対象にした日本記者クラブ賞の特別賞を、ハンセン病に関する報道を続けた三重テレビ放送(津市)が受賞することになりました。

 三重テレビ放送は2001年から20年以上にわたってハンセン病問題を取材し、三重県出身の元患者の故郷への思いや戦争で迫害されたハンセン病患者、感染症(新型コロナ)と差別などについて伝えてきました。

 また書籍の発刊や三重県などと行った療養所へのフィールドワーク、差別解消をめざすフォーラムの開催、講演活動なども評価されました。

 日本記者クラブ賞は1972年に創設され、これまでに古谷綱正氏、磯村尚徳氏、筑紫哲也氏、国谷裕子氏らが受賞。特別賞は、より開かれた賞をめざして2012年度に設けられました。
 
 贈賞式は、5月29日に東京の日本記者クラブで行われます。

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