NEWS県内ニュース/詳細

ナガシマスパーランドと近鉄長島駅結ぶ自動運転バス なばなの里など経由し1日4往復の実証実験

 三重県桑名市にあるレジャー施設のナガシマスパーランドと、近鉄長島駅を結ぶ自動運転バスの実証実験が28日から始まりました。

 実証実験が始まったのは自動運転レベル2にあたる車両で、車外に取り付けられた16台のカメラと8台のセンサーで周りの障害物などを検知し、アクセルやブレーキを踏まなくても自動で加速や減速などを行うことができます。

 実証実験では31日までの4日間、近鉄長島駅とナガシマスパーランド間の約12.5キロについて、なばなの里などを経由しながら1日4往復する予定となっています。

 担当者によりますと、実証実験で往復で約25キロの道のりを走るのは国内最長レベルだということです。

 国は2025年度、運転手が不要な自動運転レベル4のサービスを全国50カ所で展開する事を目指していることから、桑名市も将来的な自動運転レベル4でのサービス運用を目指し、今後も継続して課題解決を行っていきたいとしています。

 伊藤市長は「運転手不足という大きな課題がある。自動運転バスはそれを解決できる大きなイノベーション。桑名には大きなリゾートがあるので多くの人の目に触れるようなインパクトのある取り組みになる」と期待を寄せていました。

 期間中の乗車希望は、桑名市のホームページと公式ラインで受け付けています。

県内ニュース一覧に戻る

ページトップへ