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クリエーター目指す高校生が「おめでたい」作品 朝日やしめ縄の白蛇 三重の文化と習慣を次世代へ

 クリエーターを目指す高校生が、「おめでたい」をテーマに取り組んだ絵や写真の展示会が三重県松阪市で行われています。

 三重県の伝統文化や習慣などを次の世代に伝えようと行われているもので、県内の高校に通う6人の作品約60点が展示されています。

 今回のテーマは「おめでたい」。1月はお正月や成人式などおめでたい季節であることから、鳥居から朝日がのぼる写真や四季を表現した扇子の絵のほか、しめ縄で作った白蛇など縁起の良い作品を楽しむことができます。

 古事記の国譲り神話の一部をポップな色使いで描いた紙芝居は、子どもたちにも理解しやすいよう簡単な言葉と絵で表現されています。

 また伊勢神宮の式年遷宮の行事が今年から本格的に始まることから、御用材を奉納する神事に使われる御木曳車を針金や発泡スチロールなどで仕上げた作品も展示されています。

 出品した高校生は「作品を通して伝統文化に目を向けてもらえたら」と話していました。

 このアート展はきょう13日も松阪市文化財センターで開かれています。

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