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「自分の“好き”を見つけて」県内初の夜間中学開校 

 十分な義務教育を受けられなかった人や、不登校の中学生などを受け入れる、三重県内で初めてとなる県立の夜間中学校の開校式が15日、津市で開かれました。

 県立の夜間中学「みえ四葉ヶ咲中学校」には、「夜間中学」と「学びの多様化学校」の2つのコースが設けられ、様々な理由で義務教育を十分に受けられなかった人や不登校の中学生などを受け入れます。

 2つのコースには10代から80代までの合わせて70人が入校し、15日の開校式で、みえ四葉ヶ咲中学校の前田亜弓校長は「学びながら、楽しく多くの経験をする中で自分の好きを見つけて下さい」と入校生にメッセージを送りました。

 この後、入校生を代表して川口佳奈枝さんが、家庭の事情などで小・中学校に通えなかった自らの経験を話した上で「これからの学校生活が素敵なものとなることを祈っています」と挨拶しました。

 みえ四葉ヶ咲中学校では16日から授業が始まります。

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